雑誌ボウクウ シンブン 160003998

防空新聞 創刊~第24号(昭和19年8月~20年3月)

サブタイトル
著者名
出版者
朝日新聞東京本社
出版年月
1944年(昭和19年)8月
大きさ(縦×横)cm
27×
ページ
24部
NDC(分類)
391
請求記号
391/B63/1
保管場所
閉架雑誌
内容注記
原本をコピーし、製本
和書
目次

第一号(昭和十九年八月五日)
防空座右銘
壕には必ず蓋 電燈のつけ忘れは敵機の餌食 寝ても空襲忘れるな
防空新聞にのぞむ
発刊の辞
防空フクチャン
北九州空襲は何を救へたか 女ばかりの体験を語る座談会 ぜひほしい お産用の完全な防空室
私達の体験から 東京のみなさんへのご注意
訓練通りの敵空襲 物を言つた日ごろの訓練
回覧板/初の待避信号訓練
二階・天井の消火 梯子と手押ポンプは是非必要
恐れることはない 習慣になるまで訓練しませう
監視哨/救護法の指導
お医者さんの手記 一にも二にも止血 急を要する負傷者の手当
防空川柳/我が家も陣
夏の防空服装 動作は楽に簡単に作れます
陣頭に立つ女群長さん 1/水をかけて激励 真心に感じて一致協力する群員
防空小ばなし/イザといふ時
お知らせ
防空問答
一般投書かんげい

第二号(昭和十九年八月十五日)
焼夷弾が落ちたら 怖れず消火 日頃の訓練を活かせ 九州の敵機も空しく退散
防空フクチャン 2
爆弾はどう落ちるか
北九州に落した爆弾 五〇〇ポンド爆弾の力はどのくらゐか
おねがひ
街の待避所考察 移動座談会
まづ八十点 工夫のあとが見える
これは危険 鉄管や石ころ
これでは危ない“横穴” 掩蓋とにらみ合せて作りませう
これなら理想的 永い間ガン張れる換気設備
防空川柳/銃後の陣営固し
狭い場所の活用 半地下式には・この注意を
満点の屋内待避所 体裁に流されず、すべて実戦的
防空小ばなし/テキから連想
監視哨/まづ冷水一杯
衣料疎開 安心して預けませう 都で何個でも引受けます
陣頭に立つ女群長さん 2/猛火に挑む闘魂 ピッタリ融け合ふ群員の心
防空問答
一般投書かんげい
防空カバン だれにも簡単に作れます

第三号(昭和十九年八月二十五日)
四度の体験から あまく見ず 防空に万全の備へ 帝都・隣組の皆さんへ御注意
“穴ぐら”を掘つて衣類をまもりませう
監視哨/警報と点呼
防空フクチャン 3
“闘ふ主婦の身だしなみ”座談会/実質を尊べ 防空服は手足を包み 活動しやすいことが第一
“闘ふ主婦の身だしなみ”座談会/身をまもる“頭巾” 怠るな・イザの場合の備へ
防空川柳/母の眼
“闘ふ主婦の身だしなみ”座談会/大切な足拵らへ 素足では危くて働けません
“闘ふ主婦の身だしなみ”座談会/お国を守るため 他人の為ではない我身の護り
横穴式防空壕 土質を選んで安全な場所に
小ばなし/目にも標識
陣頭に立つ女群長さん 3/“大和協力”発揮へ 娘さんらしい細心の心遣ひ
防空問答
一般投書くわんげい
15.防空クツ 廃品を利用して作りませう

第四号(昭和十九年九月五日)
旅行の心得 イザの身支度忘れぬやう 警報下・列車客の取扱ひ
防空フクチャン 4
監視哨/黙祷と水
空襲下・危い落下物 高射砲弾の破片
空襲下の食糧問答/心配はない 万一、空襲が長びいても、食糧は大丈夫です
空襲下の食糧問答/三隊に分れて 活躍する配給・すゐさん挺身隊
防空常会 先生は帰還勇士
模範防空群 たゝみ半畳の防空要図 この実戦的訓練に学びませう
北九州の体験 壕に親しませ 夜でも安心して遊ぶやう 乳幼児は、かうして守れ
井戸を掘らう 水は弾丸や食糧以上に大切
防空川柳/銃後の明暮れ
ハガキ回答
誰にもよい脚絆 あり合せの布で簡単に作れる
陣頭に立つ女群長さん 4/燃える“必消魂” 一つに溶け合ふ大隣組
小ばなし/おそろしいもの
防空問答
一般投書くわんげい
おねがひ

第五号(昭和十九年九月十日)
警報下のラジオ よく注意して聴きませう これから敵機の動きも放送
防空フクチャン 5
“闘魂・空を制す” ぜひ移動展を見ませう
監視哨/二人のやもめ
用意はよいか・非常袋の中味 どんな物を容れておくべきか 赤ちやんから老人まで検討
疎開学童をはげます歌
焼夷弾も消せる 竹でこしらへた“防空消火筒”
家庭の燈火管制 工夫しませう 大切な減光と遮光の程度
防空川柳/そなへある心
小ばなし/これこそ水かけ論
簡便な“防空帽” 一時間で出来上ります
陣頭に立つ女群長さん 5/頭からズブ濡れ 大雨も怖れぬ猛訓練ぶり
待避所の掩蓋 畳が一ばん有効 北九州空襲の尊い体験から
防空問答
一般投書歓迎

第六号(昭和十九年九月二十五日)
こんなのを投下 案外、消しやすい 北九州で体験した油脂焼夷弾
防空フクチャン 6
小ばなし/菜園にタイヒの効き目
空から見た“闇の東京” まだ洩れ火がある 一燈あつても完璧とは云へぬ
高い所から見よ
川柳/白線で結ぶとなり組
監視哨/“残置燈”が足りない
敢闘する模範防空群 1/“防空即生活”の実践へ 創意工夫に熱意を見せる四十二群員
移動展のポスター
疎開荷物 都が買上げます 安心して整理しませう
防空手ぶくろ 簡単で、取外しに便利
防空問答
一般投書くわんげい
隣組長さんへおねがひ

第七号(昭和十九年十月五日)
長崎の体験を活かせ 敵に乗ぜられるな 二〇ポンド破片爆弾の正体
防空フクチャン 7
“防空救護所”の位置 よく知つておきませう
紙の爆弾にご注意 油断するな 巧妙な敵の宣伝戦
空襲に備へよ あぶない切れた電線 この頃多い感電事故、かうして防ぎませう
川柳/警報のあと頼もし
監視哨/路上では絶対禁煙
敢闘する模範防空群 2/みごとなバケツ注水 日常の仕事にも忘れない防空意識
“防毒面”が買へます 免除の特典もある
小ばなし/ぼんたうの空頼み
とんだ疎開申込み
待避所の位置 どこがよいでせう
“防空服”の下着 これなら暖かです
防空問答/配給挺身隊と警防団
一般投書くわんげい

第八号(昭和十九年十月十五日)
B二九とB三二 来たら、一撃だ 敵米が誇示する大型機の正体
防空フクチャン 8
小ばなし/飛んだ人さわがせ
空襲と狂犬 飼犬も繋ぎませう 神経的発作を起しやすい
川柳/火たゝきの竹
天井裏の焼夷弾 これが防火の急所 大日本防空協会の“巡回幻燈”から
敢闘する模範防空群 3/すべて闘志でゆく 若い群長さんの指揮官先頭精神
防空いろはかるた 1
監視哨/隣組の“待避所十訓”
空襲に備へて 雨の教訓を活かせ なにより壕と標識の整備が肝腎です
戦ふ女性の髪 家庭でも、職場でもよい
防空問答/“赤色燈”なら安全
防空問答/空襲とガスの元栓
一般投書歓迎

第九号(昭和十九年十月二十五日)
台湾盲爆の教訓 精神力で叩き潰せ 無防備と見れば狙ふ卑怯な敵
防空壕 掩蓋の力 落下物を支ふ
待避の心得
今回の特色 音なしの油脂焼夷弾
横穴式の防空壕 土被り十三米以上 五、六米ではまだ浅過ぎます
夜でも判る“標識燈”
防空いろはかるた 2
敢闘する模範防空群 4/防空へ全員体当り 訓練のうちに“大和一致”の精神
監視哨/何より大切な防空群長
小ばなし/文字通りの防空生活
待避所の広さ
防空フクチャン 9
ズボンに一工夫 活動的なものに改良
防空問答/コンクリート建物でも防火用水はぜひ必要
一般投書歓迎


第十号(昭和十九年十一月五日)
空襲に起ち上る 女ばかりの挺身隊 人命の救護へ力強い団結ぶり
防空フクチャン 10
空襲警報が出たら まづ何より身拵へ 日頃の訓練に物を言はせませう
“死角”の中に入るからです
防空警報の種別
防空いろはかるた 3
いざの場合に備へて 水も火もいらない 保存がきいて栄養のある防空食
監視哨/防空は「押し」の一手
敢闘する模範防空群 5/雨風恐れぬ猛演習 群員百五名が平素の訓練に示す底力
上着も工夫次第 すぐ防空服になる
防空問答
一般投書歓迎
第十一号(昭和十九年十一月十五日)
待避とデマに注意 油断は大怪我の因 敵の狙ふ神経戦に引つ掛るな
なにを教へるか この二つの写真
地下分娩室 これなら安心です イザとなれば妊産婦を待避
防空食 常に貯へておきませう
監視哨/空襲と空家の問題
簡易な“吊り担架” 女子救護隊で活用
防空問答/待避信号伝達責任者の任務と配置
一般投書歓迎
川柳/赤ちやんの非常袋
防空フクチャン 11
敢闘する模範防空群 6/みごとな集中注水 完璧な武装で積む不断の訓練
暖いおくるみ 赤ちやんの防空服に好適

第十二号(昭和十九年十一月二十五日)
わが家の防空態勢 さァ備へはよいか 必勝の信念で驕敵を叩け
防空フクチャン 12
高射砲弾の破片 不用意は怪我の因 兜や頭巾で簡単に防護できる
小ばなし/うなぎ屋さんの待避所
監視哨/頼りない防空群長
敢闘する模範防空群 7/素ばやい初動態勢 丸山さん垂範の下に全群員の結束
急場に間に合ふ 棒二本と毛布一枚で便利な速製タンカ
爆撃下の救護 壕の連絡を忘れるな 目と耳を働かせて異状を調べ合へ
救護所への連絡 平常から研究せよ
古い着物を利用 モンペの戦時決定版
防空問答/地上、床上の待避所
一般投書歓迎

第十三号(昭和十九年十二月五日)
夜間必消の鍵 女、子供でも掴める “集合油脂焼夷弾”の性能を暴く
防空フクチャン 13
急いで届けよ 不発や時限爆弾
われらが隣組敢闘の跡
必消の信念に凱歌 難なく消し止めた 隣接四軒に落ちた五個の焼夷弾
焼夷弾を二階から投げだす
夜間盲爆に学ぶ なにより水です 早期発見で見事消止めた実例
監視哨/乳幼児の分散保護へ
模範警防団員の敢闘録 1/身を以て隣組を守る 全員を感泣させた原さんの待避指導
“非常線”とは 用のない人の通行制限 災害現場の活動を妨げぬための処置
防空問答/防毒面の性能、扱ひ方
一般投書歓迎

第十四号(昭和十九年十二月十五日)
神経戦に勝抜く道 ねむり上手になれ 熟睡すれば四時間でも十分です
手筈をきめてグツスリ 仕事を早く片づけて十分眠つておくこと
監視哨/ビルの地下室開放
防空フクチャン 14
恐れることはない 五〇〇ポンド爆弾の正体を暴く
救出と救護 重傷者から先に 規則正しく細心の注意が必要
川柳/疎開した子も母も
これなら安全 爆傷除けの“防空戦闘帽”
模範警防団員の敢闘録 2/母の死もかへりみず 対空監視の重い任務を果した戸井田さん
衣料疎開 個数に制限なく都で引受けます
実戦向きの防空頭巾
防空問答/工員で警防団員の場合
一般投書歓迎

第十五号(昭和十九年十二月二十五日)
焔にたじろぐな 少しも危険はない 二・八キロ油脂焼夷弾の燃え方
防空フクチャン 15
東部軍情報
空襲の実相判断 いつも油断なく 仕事と防空の二刀流で頑張れ
“空襲警報”が出たら ガスの元栓をかならず閉めませう。
小ばなし/にくまれものB29
小ばなし/歴史はくり返す
監視哨/救急用品に遺憾の点
重宝な“座布団兜” ふだんは決戦型手提
救護法 匍つて行つて救出せ 焼夷弾で受けた火傷の手当
埋没者は……かうして救護しませう
川柳/“これしき”といふ言葉
モンペの下着 温く活動的な作り方
模範警防団員の敢闘録 3/位牌を背に決死奉公 鈴木さんの鉄の如き「警防精神」
防空問答
一般投書歓迎

第十六号(昭和二十年一月五日)
東部軍情報
敵機をつかむ どこまでも正確に “東部軍情報”発表までの苦心
防空フクチャン
待避は待機だ 少数機でも侮るな 固めよ・焼夷弾へ体当りの心構へ
釜や樽に入れて埋めよ すぐ困る茶碗、小皿など台所道具
監視哨/心なき空中戦見物
簡単にわかります 一万米の上空から 地上を眺めた視界
駅のあかり 心配しなくてもよい 上空からは見えない信号燈、標識燈
川柳/度胸にや負ける焼夷弾
便利な防火服 これなら働けます
防空問答/防火挺身隊の任務
一般投書歓迎

第十七号(昭和二十年一月十五日)
小型焼夷弾 思はぬ処へ落ちる 邪魔な物を取払つて平素から初期防火に備へよ
防空フクチャン
東部軍情報
二階の火の手へ 焼夷弾に挑む・貴い体験記 “何クソッ”と勇猛心 バケツ一杯の砂で見事消し止む
この実例を見よ 闘魂で叩き潰せ 焼夷弾・少しも恐れるに足らず
危いガラス戸 必ず外しませう
監視哨/“防火草”の提案
足首に短脚絆 これならば暖くて安全
防空問答/一般家庭の燈火管制
一般投書歓迎
小ばなし/大切なお嫁入の道具
小ばなし/防毒マスクの効用
小ばなし/神経が太いはず

第十八号(昭和二十年一月二十五日)
敵機の侵入に備へて “東部軍情報”を十分に活かせ
焼夷弾 二、三階が一番危険 みごと制圧した隣組の敢闘記録
小ばなし/警報と間違へる
小ばなし/うまく落す献納機
弾爆はどう落ちるか よく知つて、待避に万全を期しませう
隣組員の心得 指揮者の指令の下 一丸となつて一糸乱れぬ集団防火へ
昼間と夜間の爆撃 夜間の少数機でも決して油断はできません
監視哨/乱暴な警防団員
監視哨/無理解な隣組長
この“戦訓” 人手不足や油断から消せる焼夷弾も制圧できなかつた例
防空問答/“応急防火”の義務
一般投書歓迎
川柳/警報下・帝都の夜
防空フクチャン

第十九号(昭和二十年二月五日)
怖るな火花 敢闘魂で叩き消せ 近頃、敵が使ひだしたエレクトロン親子焼夷弾の正体
防空フクチャン
監視哨/わが群の防火計画
爆風の被害 防げガラスの破片 窓ガラスには紙を貼りませう
防空問答/突差の待避について
一般投書歓迎
勇士の労苦を偲べ 高度一万米の寒さ しかも地上にない暴風状態
完全待避 都心盲爆の教訓を活かせ 勝手な判断は危い 指導者の誘導に従つて行動せよ
水の戦訓 すぐ実行しませう
燈管決定版 敵機に目標を与へるな 正確な燈火管制を心得ませう
防寒用の靴下 簡単にできます

第二十号(昭和二十年二月十五日)
活かせ・この戦訓 何より、まづ待避 次ぎの戦闘に備へよ 不用意の犠牲は我等の恥です
敵弾征服の途 分散して待避せよ 突差の場合は伏せるのが第一
待避から素早い初期防火へ 何より大切な指導者の落着き
防空フクチャン
初動態勢訓 ガスとガラス窓 ちよつとした不注意から、この実例
東部軍管区 新しく四区分 改正された警報地区
防空問答/敵機の進行方向判定
一般投書歓迎
高射砲弾の命中率 なぜ、むづかしいか わが制空部隊が放つ苦心の致命弾
監視哨/復活させたい“雪かき”
小ばなし/高々度は太陽に近い
小ばなし/早速取払ふもの
小ばなし/文字通りの「翼産」

第二十一号(昭和二十年二月二十五日)
一目でわかる敵機の動き 新しい東部軍管区情報の聴き方
“機銃掃射”はね返せ なにより地下待避 もの見、混雑は敵のつけ目
宣伝ビラ 交番、警察へ届出よ
ふざけた敵艦載機名
防空フクチャン
新戦法に対処せよ 最近敵が使ひだした爆弾と焼夷弾
監視哨/烏の編隊舞ひ上る
情報のきゝ方 小型機来襲の場合 機種によつて状況の判断が大切
情報を活かせ 各団体、隣組同士工夫を凝しませう
小ばなし/一足飛びに十万億士
防空問答/埋没者救出上の注意
一般投書歓迎

第二十二号(昭和二十年三月五日)
機銃掃射 恐るゝに足らず 心得よ、この待避要領
防空警報改正 サイレン再吹鳴
敵艦載機 ロケット弾を使ふ なにより大切な“臨機の待避”
雲上爆撃への備へ あはてず油断せず 素早い初動態勢と正しい待避
防火楯になる 鉄筋のビルを守れ
防空フクチャン
監視哨/群長さん、ご苦労さん
風のやうに超低空へ 来襲する敵米・艦載機の性能
小ばなし/敵米は手不足のわけ
この戦訓を活かせ 大切な水の補給 同時多発性の火災に備へよ
罹災者へ あたゝかい救護の手 都で衣、食、住の各般にわたつて
前夜炊いた御飯は“保温箱”へ 翌朝あたゝかく食べられます
防空問答/重要家財の持ち出し
一般投書歓迎
川柳/情報の間のしゞま

第二十三号(昭和二十年三月十五日)
夜間爆撃 さァ来い”の備へ 焼夷弾の火花にたじろぐな
機銃掃射 何より素早い待避 動くと敵の攻撃目標になる
敵艦載機の来襲に備へよ 時期方法などを正しく判断して
川柳
敵の戦爆連合陣 どんなのが来るか 爆撃機護衛の長距離戦闘機
監視哨/身廻必需品の分散
小ばなし/小田原トーダン無効
小ばなし/防空女性のたしなみ
重要な日用品 “あなぐら”へ入れよ 待避所など十分に利用できます
防空問答/火災になつた主な原因
一般投書歓迎
防空フクチャン

第二十四号(昭和二十年三月二十五日)
小ばなし/敢闘地区の中心地
小ばなし/血液型は“ニイ型”
わが本土侵冦を狙う 油断できない敵機の蠢動
初期防火で護れ・我家、わが国土 敵が使ふ百ポンド油脂焼夷弾
罹災者相談
監視哨/三枚の罹災証明書
エレクトロン焼夷弾 飛散る火花も怖れるに及ばない
夜間盲爆 かうして征服 不屈の敢闘精神で勝ち抜け
火傷と眼 だれにも出来る手当  重いものは素人療治では危険です
死者と行方不明 所轄警察へ届出よ
防空問答/緊急避難の方法
一般投書歓迎
防空フクチャン