「国道4号線。茨城県と栃木県との県境の宿場村。戦後十年の日本の姿だ。」(鈴木路雄『セピア色の昭和時代』より) 野木宿は古河藩が管理していた古河三宿(中田・古河・野木)の一つで、江戸時代に日光街道(日光道中)に設けられた下野国(しもつけのくに)の宿場。