「駅前で、ひよこを売るおじさん。生まれたてのひよこは可愛く「ぴよぴよ」と声を上げて、道行く人が立ち止まる。一匹十円(ひよこは全部オス)。」(鈴木路雄『セピア色の昭和時代』より) 雄のひよこは成長しても産卵しないことなどから、愛玩用のひよことして縁日や路上などで販売されることが多かった。