写真ショウワショキノミカンノウエン
S1R0191116293
昭和初期のみかん農園
内容
長崎県内の柑橘栽培の歴史は古く、江戸時代には佐世保市・平戸市・諫早市・長与町などで栽培が開始され、明治時代には諫早市伊木力を中心に一大生産地となった。
写真の男性は米作りをする農家に生まれたが、将来を見据えてみかんづくりに夢や希望を持って勉強していた。しかし1942年(昭和17年)頃に出征となり、1945年(20年)11月に中国で戦死している。戦後は男性の妻が遺志を継ぎ、みかん農園を経営した。
原文