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一日里親として家庭に招かれた八雲国民学校の疎開児童たち

内容

「暖かい甲府の人」
(上)「甲府城址に聳ゆる謝恩碑」
(下)「櫻町●石有氏家庭 左端が●石さんの奥様」
「一ケ月二回私たちは學校所属の婦人会の斡旋で各家庭へ御招待されます。そして一日中お父様になり、又お母様になって、お洗濯やほころびなどつくろって戴き、又姉妹になって愉しく遊んで下さいます。」
疎開先の甲府市では、1日里親は婦人会等の好意でそれぞれの家庭に迎えられ、食事をご馳走になったり家庭の温かみに触れる機会があった。

八雲国民学校の3年生以上の児童250名は、昭和19年9月4日、東京急行電鉄東横線の都立高校駅(現:都立大学駅)から甲府に向け出発、同日13時38分に甲府駅に到着し、甲府市内16か所の宿舎)に分散し、9月6日には市内の琢美国民学校、春日国民学校、穴切国民学校を疎開先学校として通学した。後に甲府も空襲の危険があることから、20年6月19日に北巨摩郡若神子村・穂足村に再疎開をし、10月25日に帰京した。
小石孝夫・小石ロベルタ提供

原文