スペイン風を基調とし昭和9年に竣工された静岡市役所。外壁には象牙色のタイル張りで各所にテラコッタを用いており、四階建ての建物の上には塔屋を重ね、その塔頂にはモザイクタイル貼りのドームが乗せられている。戦災を免れ、現在でも庁舎として活用されており、また平成8年には国の登録有形文化財に指定された。