写真ヒコウヘイ S1H3091113006

飛行兵

内容

航空服を着用した兵士。
航空服とは、航空機の搭乗員が着用する衣服で、保温性、実用性、耐久性、耐火性が重視されている。
日本軍においては制式名称として航空衣袴(こうくういこ)・航空被服(こうくうひふく)などの名称が使用されたが、飛行服・航空服も通称・俗称として多用されている。
第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけての列強の空軍・陸軍航空部隊・海軍航空部隊では、牛革や馬革や羊革といった動物皮革製の飛行服が主流だったが、日本では衣服に使える革はほぼ輸入に頼らなければならなかった。このため、日本では陸海軍(陸軍航空部隊・海軍航空部隊)とも航空部隊草創期には革製の飛行服が制定されたものの、大正期から昭和初期にかけてこれは廃止され、布製の飛行服を夏冬とも使用した。

原文