戦後、日本における深刻な食糧不足を解消するためマッカーサーより捕鯨が許可された。大洋漁業が南氷洋捕鯨へと送り出した船団のうち、母船に付属する捕鯨船「第五文丸」。船首にロープ付きの銛が発射される捕鯨砲を搭載し、捕まえた鯨を母船へと運ぶ。船橋の上で手を振る人びとの姿が見える。
Fumi Maru No.5(Whaling Ship)