写真チョウコクヤタイ S1H3051112227

彫刻屋台

内容

今市市(現:日光市)小倉町の追分地蔵尊前に停められた彫刻屋台。
彫刻屋台のはしりは簡単な屋根が付き移動できる「踊り屋台」にあり、それが次第に彫刻や彩色に力を入れていくようになりいつしか屋台が祭りの主役となるようになった。発展の背景には、日光東照宮再建の際に集められた細工師たちが周辺に住み着き、技術・文化を継承したと考えられる。また、天保の改革における江戸幕府からの奢侈禁止令により、豪奢な彩色彫刻ではなく白木による彫刻の技で競い合うようになったとされる。

原文

Chokoku Yatai (Wooden Sculpture Festival Floats)