写真ギンザヨンチョウメ S1H3091112045

銀座四丁目

内容

銀座四丁目の交差点、三越銀座店を背にして撮影。
関東大震災から復興を迎え、帝都復興祭が行われた昭和5年(1930)に日本橋本店、新宿店に続いて三越銀座店がオープンした。東京大空襲によって銀座は焼け野原となり、三越も焼失こそ逃れたものの大きな被害にあった。和光や松屋などを初めとした焼失を逃れた建物は終戦後、進駐軍の施設として接収されていた。三越は6階が進駐軍と日本人との親睦を図るための「インターナショナル・ハウス」に、7階がカトリック教会として利用されることとなった。昭和32年(1957)に閉鎖されるまで日曜日、大祝日にはミサが行われていた。

原文