写真カミシバイシトコドモタチ
資料番号:S1H2991109511
紙芝居師と子どもたち
内容
紙芝居の上演前に販売されるお菓子を買い求める子どもたちの様子。お菓子をほおばる子どもの姿もある。
紙芝居師:鹿島寅松(かしまとらまつ)
明治41年(1908)~昭和60年(1985)
もともとはテキ屋で物を売っており、口が達者で、何でも話芸で売りさばいていた。戦前から紙芝居を始めたようである。昭和25年(1950)頃、本郷での紙芝居の稼ぎで、向島に長屋5軒分買って引っ越した。ネタは、アポロという細工菓子、水飴、梅ジャム、焼きそば(母親が蒸して、父親がさまし、小分けにして、ソースをかけていた。)などであった。紙芝居は亀戸の貸元から借りていた。文字が読めなかったので、裏を読むのではなく、即興で演じていた。その即興性が臨場感につながり、子どもたちに人気があった。
原文
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