写真ジモトノコドモタチト(ダーチャ、ユキ、フォスコ) 資料番号:S1H2991108139

地元の子どもたちと(ダーチャ、ユキ、フォスコ)

内容

フォスコ・マライーニの子どもたち。ダーチャ・マライーニ提供。
フォスコ・マライーニ(Fosco Maraini):大正元年11月15日~平成16年1月8日イタリア・フィレンツェ生まれ。文化人類学者・写真家。
昭和13年、国際学友会の奨学金で北海道大学に留学し、16年3月に京都大学講師となる。18年9月8日イタリアの無条件降伏により名古屋市に強制収容され、自ら指を切断したエピソードも残されている。21年に帰国するが、過酷な収容所生活だったにもかかわらず、日本が忘れられず、イタリアの放送局の依頼で日本についてのドキュメンタリー映画を撮影するため、28年に再来日する。
28年から日本各地を調査し、29年7~8月には石川県舳倉島(現・輪島市海士町)に滞在し、地域の人びととふれあいながら多くの写真や映像記録を残した。このときの内容は、『海女の島 ― 舳倉島』(39年未来社)として出版された。
その後、日本との関わりは深く、大阪万博イタリア館の広報部長(1972年)や札幌オリンピック(1970年)の通訳、伊日研究学会の創立(1973年)などにかかわっており、国際日本文化研究センター客員教授(1987・1988年)としても活動した。平成14年(2002)には日本写真家協会国際賞を受賞。
平成16年フィレンツェにて逝去、享年91。

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