寫眞教育　守れ大空（二）

寫眞は（左）途中で空襲をうけた時は、徒らにあわてゝ走り廻らないで、立木やベンチ等の掩護物を利用し、何にもない野原等の時は地面よりひくい所にぴつたりと伏して、爆撃の目標にならない様に、そして爆弾等の被害をのがれる様にせねばなりません。
（右上）地下室等に避難する時は先を争つてあわてずに、建物に添つて整然とやらねばなりません。
（右下）毒瓦斯が投下された時は、ぬれ手拭、ハンカチ等で、鼻と口を蔽ひ、風上に逃げませう。（寫眞週報所載）
昭和十三年八月二十七日　（土）　第四〇一號
昭和一三年四月二日　第三郵便物認可
國民教育補導協會