写真ナンキョクカンソクセン「ソウヤ」ノミオクリニアツマッタヒトビト 資料番号:S1H2857105486

南極観測船「宗谷」の見送りに集まった人びと

内容

昭和31年11月8日、永田武隊長と隊員の計53人で編成された第一次南極観測船「宗谷」が東京港を出発し、32年1月30日に南極・オングル島に到着し、一帯を永田隊長が「昭和基地」と命名した。越冬隊員11人を残し、2月15日に帰国の途についた。

「宗谷」は昭和11年にソビエト連邦(現:ロシア連邦)向けの耐氷型貨物船として建造を始め、13年2月「ボロチャエベツ」と名付けられ進水したが、様々な事情により「地領丸」名前で同年6月に竣工した。
その後、15年2月、日本海軍に所属する「特務艦」となり、「宗谷」の名前が付けられた。終戦後は「引揚船」「灯台補給船」として活躍し、「南極観測船」として大改造された。
吉川虎雄提供

原文

People came to see off the departure of the Antarctica observation ship "Soya".

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