写真コテイニシズムオニコウベムラ 資料番号:S1H2857105332

湖底に沈む鬼首村

内容

鳴子ダム建設にともなって湖底に沈む江合川上流の鬼首村(現・大崎市鳴子温泉鬼首)。岩手県と宮城県の4市20郡にわたる国土総合開発のテスト・ケースとして10カ年計画で始められた北上総合開発。岩手から宮城に送りこまれる北上川本流の水は、宮城では新北上川を通じて追波湾(おっぱわん)に流される。問題は、伊達政宗がつくった旧北上川。迫川(はさまかわ)、江合川(えあいがわ)が合流しているほか、鳴瀬川が江合川と並行して石巻湾に注いでいる。これらの川の流域は、有名な米の産地だが、しばしば大出水に見舞われている。宮城では、これら北上支川の治水作戦が重要になるのだが、その半面、鬼首村のように湖底に沈む地区もある。
吉川虎雄提供

原文

Onikobe Village sinking to the bottom of the lake

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