明治23年(1891)に住友家は東京美術学校(現東京芸術大学)に制作を依頼した。皇居の二重橋を見据えているこの銅像は、同校の木造彫刻科教授であった高村光雲が指揮をとり、山田鬼斎、岡崎雪声らと10年かけ完成させたものである。