写真ショウコンユヅクリノカマド 資料番号:S1H2891103405

松根油作りの竈

内容

松根油(しょうこんゆ)は、マツの伐根(切り株)を乾溜することで得られる油状液体である。松根テレビン油と呼ばれることもある。太平洋戦争中の日本では航空ガソリンの原料としての利用が試みられたが、非常に労力が掛かり収率も悪いため実用化には至らなかった。戦前は専門の松根油製造業者も存在し、塗料原料や選鉱剤などに利用されていた。昭和10年頃(1935)頃の生産量は6,000キロリットルほどであった。
早川松男提供

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