写真ドウメイシャシントクホウダイ2273ゴウ(1)カイグンツウインフネ
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同盟写真特報第2273号(1)海軍通院船
内容
鬼畜のような敵米英の不法爆撃や潜水艦の襲撃等にさらされながら、我が海軍病院船は晝も夜も一国の休みもなく活動を續けてゐます。國際法で定められてゐる赤十字も米英鬼の横行する限り患者も看護兵も避難訓練を續けねばなりません。しかし南方で傷ついた白衣の勇士たちは、親身も及ばぬ軍醫と看護兵の勞りで明るく樂しく再起をちかつて療養につとめてゐるのです。また日本海軍の病院船は南海の島々に居る現住民たちの病氣を療したり、時には敵の捕虜に對しても親切な手當をしてやるのです。こヽにも美しく正しい日本の武士道があるのです。病院船はやまのやうな怒濤も妬けつくやうな南海を越へて黙々と、世界に誇る醫療施設と技術を乘せて進んで行きます。
寫眞は①南海をゆく海軍病院船②御下賜の繃帯を拜受して感泣くする勇士たち③病院船の甲板で指人形で遊ぶ白衣勇士達④慰問品に喜ぶ白衣勇士達⑤捕虜もこうして親切な手當を受ける⑥南の現住民たちも手厚い施設を
以上海軍省監修日本映畫社製作の海軍病院
大東亞戰爭特輯記録版 同盟寫眞特報 教育版
原文