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同盟写真特報第2258号(4)護國の英靈今ぞ還りませり!山崎軍神部隊の合同慰靈祭

内容

雄魂二千五百有餘柱懐かしも故國へがへる。皇軍の眞髄を發揮して群神山崎部隊が全員アツツ島に玉碎してから早くも四度目の命日を迎へた九月廿九日。一億國民がその遺烈を仰ぎ七生滅賊の誓ひを固める山崎部隊合同慰靈祭が札幌市中ノ島公園内の特設祭場で巖かに執り行はれました。全國十九縣の遺族部隊ははる〴幾山河を越へて勇士等のありし日の俤を偲びながら悲憤の弔旗垂れこめる札幌へ到着廿七日の北部軍司令部講堂に於ける莊巖な招魂の儀廿八日の前夜祭の儀に明けた中島聖域は一際莊重森巌の氣が漲り渡るうち午後二時わが同胞が初めて味はつたであらう悲痛極まりない慰靈祭が開かれたのであつた。樋口軍司令官の祭文奏上東條首相参謀總長、教育總監を初めとして各方面代表の弔辞遺族の玉串奉奠と盛儀は薄暮迫る午後六時滞りなく終了したが、奉拜する二萬五千参列者の止めなく流れる涙の裡に歯を喰ひしばりつヽ”この仇必ず撃つ”と誓つたのであつた。
寫眞は(1)アツツ島に於ける軍神山崎部隊長の在りし日の雄姿=○しるし(2)山崎部隊合同慰靈祭式場(3)各學校生徒の胸に俸持された英靈(4)白木の英靈の安置された祭壇(5)樋口軍司令官の祭文奏上(6)山崎部隊長未亡人榮子さんの玉串奉奠

大東亞戰爭特輯記録版 同盟寫眞特報 教育版

原文