写真ナンベイペルーコクインカテイコクルリンキュウデンノハイキョニテ セカイタンケンカスガノリキオ
S1H2430100478
南米ペルー國インカ帝國ルリン宮殿の廃墟にて 世界探検家菅野力夫
内容
菅野力夫の第3回世界探検旅行では大正12(1923)年1月から14(1925)年8月までの2年8ヶ月、訪れた国は15カ国に及んだ。
「西班牙の猛将フランシスコ・ピサロの侵入(1531年より同35年に亘る)によって大虐殺されたるインカ帝國良民の屍は数百年の星霜を経たる今日尚荒寥たる砂漠の中に累々たり 髑髏に毛髪の遺れるは無雨地帯なるが故なり 誰が惨憺たる此血の歴史をみて涙ならんや 国亡びて山川あり嗚呼インカ帝国の末路」大正12(1923)年8月26日
原文