日本初の本格的オフィスとして建設された。通称丸ビル。延床面積18,286坪、高さ33.3m、地下8階・地下1階建てのこのビルは、大正12年(1923)に大規模な都市型複合ビルとして完成した。オフィスビルの嚆矢である丸の内ビルディングであったが、平成9年(1997)に取り壊された。新たに完成した「丸の内ビルディング(丸ビル)」の低層部分のファサード構成に、「旧丸ビル」の面影が残っている。