延暦7(788)年、最澄が比叡山山頂に建てた一乗止観院がはじまり。比叡山そのものが延暦寺で、東塔・西塔・横川という3地域(三塔)の伽藍を総称して延暦寺という。 比叡山三塔の中心が東塔で、延暦寺発祥の地であり、本堂ともいえるのが最澄が一乗止観院として建てた根本中堂。堂内には最澄作の秘仏、薬師如来をまつり、その前には開創以来守り継がれてきた「不滅の法灯」がある。