興福寺は藤原鎌足の私邸内に建てられた山階寺がはじまり。和銅3(710)年、平城京遷都に伴い、藤原不比等が現在の場所へ移し、興福寺と改めた。 五重塔は天平2(730)年に光明皇后によって建立された後、5回焼失し、現存しているものは応永33(1426)年再建のもの。高さは50.8mあり、京都東大寺五重塔に次いで日本で2番目に高い。