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幼女を抱く兵士

内容

日本軍の狙撃兵がいた壕に同居、救い出された幼女。「日本兵は抵抗したので殺したが、民間人と一緒にいた彼はフェアでなかった」とこの衛生兵は、かすり傷を負っただけのこの子の幸運を祝福した。(佐久田繁『記録写真集 沖縄戦と住民』より)
昭和20年(1945)4月1日米軍が沖縄本土上陸を開始して以来、県民約12万人が米軍に収容された。6月23日には摩文仁の守備軍司令部が玉砕し、日本軍の組織的抵抗は終わった。正式に降伏文書が調印されたのは9月7日である。

原文