靖國の遺兒達は廿七日神と仰ぐ父と晴れて九段のみ社に對面した。はじめてみる東京、無言の父のみ姿に、小さな心は膨み、去るにしのびない風情であった 昭和十八年三月卅一日發行第八八四號(一) 旗には台湾樺太関東州満州といった字が見られる。本土ではなく大陸からやってきた子供たちのようだ。