十四日東大總長就任最初の日曜日を迎へた内田さんは麻布の自邸にこもつて默々として語らず、陽春と共に輝きをみせ初めた盆栽を相手に一日を過した 昭和十八年三月十七日發行第八八〇號(二) 内田祥三:明治~昭和の間に活躍した建築学者・建築家。東京帝国大学の第14代総長を務めた。