アルジェ市で五日間にわたって百十八人の生命をうばった回教徒と仏人植民者のデモ騒ぎは、ドゴール大統領のいう〝アルジェリア人のアルジェリア〞政策の失敗を物語っている。しかしアルジェリアの完全独立は避けがたいものであり、そして回教徒と植民者の対立は深まっている。 市街戦さながらのアルジェ市のデモ騒ぎ アルジェリアを訪問、回教徒に歓迎されたドゴール大統領(WWP) 昭和三十五年十二月二十八日 第九八五号 日本写真新聞社