さる十一日南ベトナムで、ゴ・ジンジェム大統領の独裁に反抗して、グェン大佐の卒いつパラシュート部隊がクーデターをおこしたが、二日間の戦闘の末死傷者二百名を出して鎮圧された。このクーデターの原因は、現政権の腐敗と米国の援助政策の失敗が招いたものとみられている。 クーデターの主力となったパラシュート部隊(WWP) 昭和三十五年十一月二十三日 第九八一号 日本写真新聞社