一日の午前零時、アフリカ西海岸の英植民地ナイジェリアが独立した。この国は英政府が早くから独立思想を認め、組織の準備をしていたため、新興独立国にありがちな政治の混乱はない。それどころか、堅実な自治体制で、これからの国際的分野で重要な貢献をするものと期待される。 独立式典に色をそえた”ミス・独立”のコンテスト風景(ORION.P) 首都ラゴスでの独立式典。前列は新閣僚たち 昭和三十五年十月十九日 第九七六号 日本写真新聞社