ハンブルグで西独の工兵隊が、各国の武官に架橋演習を見せていた。巨大な鉄橋を簡単に組立て、トラックで押して運ぶあざやかさに、目をみはる参観者の前で、突然、橋に乗っていた兵士が落ちてトラックの前輪にひかれた。しかし兵士は声一つたてず、訓練はそのまま続けられた。 落ちた兵士の足に前輪が乗りかかった(WWP) 昭和三十五年八月十日 第九六七号 日本写真新聞社