コンゴの対ベルギー国交断絶、国連軍の派遣、またカタンガ州の独立宣言など、独立宣言など、独立後半ヵ月で、コンゴは国際的な紛争に巻きこまれてしまった。二百種族の寄り合い世帯では、同種族の繁栄は考えても、国民としての観念が不足し、種族間の反目が絶えず、将来が憂慮されている。 トラックで避難するコンゴ在住の白人 白人迫害は勿論、異種族間にも流血事件が絶えない。 昭和三十五年七月二十七日 第九六五号 日本写真新聞社