カストロ政府による米英の石油会社接収、米国のキューバ糖輸入大削減などで、米国とキューバは正面切った対立状態に入った。その裏には、ソ連のキューバに対する積極的な援助がみられ米国は、本土の足もとをソ連勢力におびやかされるという、外交的黒星を残すことになった。 接収されたハバナのシェル石油(WWP) キューバ砂糖をぶちまけてデモるロス市の学生たち 昭和三十五年七月二十日 第九六四号 日本写真新聞社