西独会議はさる二十四日、社会民主党の激しい反対を押し切って、徴兵法改正案を可決した。この法案は、緊急事態が発生した場合、国民を兵役に徴用する権限を政府に与えるものであり、これによって、西独は事実上の国民皆兵制がしかれたものとみられる。 ミュンヘン市でおこなわれた戦後最大の軍事行進。第二次大戦でもらったナチスの従軍記章をつけたオーストリア人もみられた。(JPS) 昭和三十五年七月十三日 第九六三号 日本写真新聞社