中共の金門島砲撃は、依然として一日おきの奇数日に百発前後の弾数で続いている。さらに、アイクが台湾を訪問した十七、十九の両日は、約八万発のデモ砲撃をされたが、この日アイクは、〝中共の挑発にのらず、慎重な態度をとるように〞と反共の第一戦である国府に要請した。 海のかなたに中国本土を望む地点を守備する国府将兵 砲撃でこわされた校舎をかたずける金門島の学童たち 昭和三十五年七月六日 第九六二号 日本写真新聞社