イギリスのサザビイのせり市で、一枚の絵が、なんと一億三千万の高価で取引され、人々を仰天させた。この絵は、約二百年前、アンドリュ夫妻を描いた、世界的な肖像画家トーマス・ゲーンズボロの作品である。売りに出した夫妻の子孫は、急に手離すのが惜しくなったという。 せり売りで1億3千万円の高価をよんだゲーンズボロの絵(SFS) 昭和三十五年四月二十日 第九五二号 日本写真新聞社