スイスの彫刻家アルベルト・シェンク氏が二十年かかって、ミラノ寺院を作った。といっておこれあ精巧きわまる大模型である。材料は全部マッチ棒で、二百万本を使っている。シェンク氏は、ミラノ寺院を見たこともないそうだが、写真百二十二枚を参考にして、見事完成したもの。 マッチ棒で作ったミラノ寺院の模型(PANA) 昭和三十五年四月二十日 第九五二号 日本写真新聞社