日本人として、はじめての枢機卿である土井辰雄師(67)の任命式がバチカンでおこなわれた。この土井枢機卿任命は、法王が極東の教会を重視していることを示すものである。また、同時に任命された七人の新しい枢機卿のなかには、フィリピン人やアフリカの黒人もまじっている。 アフリカの黒人枢機卿と挨拶をかわす土井枢機卿(WWP) 昭和三十五年四月十三日 第九五一号 日本写真新聞社