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日本写真新聞 日写フォトニュース 第950号(4) ナイジェリアのアデトナ王の即位式で使用されるカサ ロシア旧帝政時代のカノン砲、クレムリン広場に移転

内容

海外トピックス
近くナイジェリアのアデトナ王の即位式が行われるが、当日、アデトナ王にかざされるカサが西独のある会社で作られている。この特製のカサは、重さ10キロもあり、上には高さ60センチの金のライオン像がついている。こんな豪華なカサの下に立てば、おのずから、王としてのカンロクもでようというものである。
↑この寸詰まりの大砲は、ロシア旧帝政時代のカノン砲である。モスクワのイワノフ広場に120年間も陳列してあったがこのほどクレムリン広場に移転することになった。こんどは、世界一の大鐘「モスクワの鐘」と並んで広場を飾る。
←1916年型のこの車“ベーカー”は、これでも超最新型である。というのは、屋根に約1万個のシリコン電池をつけて太陽の光を電源にして走るからである。この装置は、米国のエフコーフェリー博士によって作られたものである。
昭和三十五年四月六日 第九五〇号
日本写真新聞社

原文