写真ニホンシャシンシンブン ニッシャフォトニュｰス ダイ935ゴウ2 ツキセカイイキ ヲメザスフウセンエイセイ チョッケイ30メｰトルノキング サイズアラワル
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日本写真新聞 日写フォトニュース 第９３５号（２） 「月世界行」を目指す風船衛星 直径３０メートルのキング・サイズ現わる
撮影年月日
1959年（昭和34年）頃
撮影地
米国
撮影者
コレクション（提供者）
写真ニュース
米国国立公文書館オリジナル番号
色彩無
貸出不可
内容
風船衛星に力を入れているアメリカでは、ついに直径３０メートルという超大型をつくりあげた。月の付近まで飛んでいっても、これだけの大きさがあれば望遠鏡で観測できるから、月世界行の衛星にしようという計画もある。
３０メートルといえば実に８階建のビルの高さに匹敵する。風船の皮膜のベースはプラスチック製。重量は容器ともに約９０キロ。大気圏外を飛んでいると、しだいに内部の空気圧が下ってくることが考えられる。そこで中に蒸発性の液体あるいは固体の薬品を入れておいて、気圧が下ればこの薬品が蒸発して新しい空気を補充し、内部は相当な期間つねに一定の気圧が保たれるようにしてある。（USIS)
昭和三十四年十二月九日 第九三五号
日本写真新聞社
原文