フィリッピンのアルヒーちゃんが、リサイタルでショパンやモーツアルトの名演奏をご披露。何しろ三才の坊や、ピアノの椅子によし登るのがやっと。ふだんはおもちゃとばかり遊んでいるが、ひとたび鍵盤に指が触れるや、すっかり聴衆を魅了してしまう天才児である。(USIS) 両親といっしょにコンサートホールを出る天才児を大人たちは驚異の目で見つめている 左は演奏中のアルヒーちゃん 昭和三十四年十月二十八日 第九二九号 日本写真新聞社