砂堀り人夫が砂山の中にある大きな石をうごかした瞬間、まわりの砂が崩れだし生き埋になるところだったが、見ていた同僚がとっさに投げた綱につかまることが出来た。しかし彼は救出されるまで約一時間半、綱だけを頼りに生き埋め寸前のまゝでいなければならなかった。(AP) 昭和三十四年九月二日 第九二二号 日本写真新聞社