海に、山に、人波があふれているが、ここ学徒援護会ではアルバイトを求めて、一日七-八百人の学生がごったがえしている。商店など小企業への希望が多く、学費よりも、旅行費かせぎがこの夏の傾向のようだ。 職を求めて掲示板に群がる学生(学徒援護会 第一学生相談所にて) 選考の結果を待つ(廊下にて) 昭和三十四年八月五日 第九一八号 日本写真新聞社