米ベイラー大学のロバート・サイプ君、三年がかりで劇場にあるようなパイプ・オルガンを自宅に作った。パイプは紙巻煙草位なものから、二米半にも及ぶものまで六百本余り。彼が演奏すると近隣一帯に音が響き渡るが、近所の人は文句をいうどころか、喜んで耳を傾けているそうだ。 オルガンをひくロバート君(右)と屋根裏に装置されたパイプ(左)=UPI 昭和三十四年三月十八日 第九〇〇号 日本写真新聞社