社会党の浅沼書記長など七人の使節団が北京を訪問した。日中関係は昨年長崎で起った「国旗引下し事件」をキッカケに、行詰りの状態が続いている。国民外交を一枚看板とする社会党が、中国側と現状の打開につきどんな話合いを進めるだろうか。その成果に期待するところが大きい。 北京空港に浅沼団長(左)を迎える張奚若人民外交学会長(右)=ANS 昭和三十四年三月十八日 第九〇〇号 日本写真新聞社