重量わずか五ポンド(二、二七キロ)という超小型の原子力発電機が米国で完成した。これは熱から電力を作るための劃期的な発明だといわれ、正式な名称はラジオ・アイソトープ燃料電気発電機。こんご打ち上げられる人工衛星の、送信器の電源として使われることが期待されている。 万年筆(左下)と比較した超小型原子力発電機、右はカバーをかけたもの=AP 昭和三十四年二月四日 第八九四号 日本写真新聞社