米空軍のICBM〝アトラス〞が打ち上げられ、はじめて完全に全射程一万二百キロを飛んだ。これで米国もこの分野において、ようやくソ連に追付くことが出来たわけだ。しkし対抗上急いで開発されはしたものの、米国がこの兵器の大量生産に踏み込むかどうかは疑問視されている。 ケープカナベラルでのアトラス発射の瞬間=USIS ロケットの噴射口で従来のは二基であった=USIS 昭和三十三年十二月十日 第八八七号 日本写真新聞社