18ヵ国の39選手を集めて行われた第二回世界柔道選手権は、熱戦のすえ曽根五段が初の選手権を獲得、二位神永、三位山舗と日本が上位を独占、柔道の本場としての対面を保った。予想通りの結果とはいえ、日本の強豪たちに堂々と立ち向う外国選手の闘志と業の進歩は印象的であった。 決勝戦で神永四段(左)の業をこらえる曽根五段 左から二位神永、一位曽根、三位三位山舗の各選手 昭和三十三年十二月十日 第八八七号 日本写真新聞社