日本写真新聞　日写フォトニュース　第８８６号（４）　日本一のマンモス・タンカー

このほど東京港の晴海埠頭で、日本で一番大きいマンモス・タンカー剛那丸が披露された。総工費３７億円、８カ月かかって作ったもので重さは４万７千重量トン。船の長さは２２４米で東洋一を誇る第三丸ビルより２０米も長く、煙突の先はちょうど丸ビルの屋上の高さだそうだ。
フラ・フープはいまや各地で話題の種を提供しているが、写真はＣ新聞社主催の子供コンクール。東京のＳデパートで行われたが、約３００人がはせ参じてその業を競いあった。
これが１２月からいよいよ出回る壱万円札。五千円札よりやや大きく、縦８４ミリ、横１７４ミリの１５色刷り。偽造防止のため「窓」には法隆寺夢殿の精巧なスカシが入れてあるという。
昭和三十三年十二月十日　第八八七号
日本写真新聞社