このほど行われた岸、鈴木両党首会談で話合いが成立、ようやく正常化の段階に達した。この結果、臨時国会を旋風のウズに巻き込んだ警職法は審議末となり、提出以来四十余日間の世をあげての騒動も、ここに一応終止符が打たれたわけである。 警職法反対の運動は世論を結集して各所で大規模に行われた=写真は灯ちんデモ 鈴木委員長 岸首相 昭和三十三年十二月三日 第八八六号 日本写真新聞社