航空医学に対する関心が深まりつつあるとき、西独でも独自な立場でこの研究を進めている。写真は、10万フィートの高空から投げ出されたパイロットの安全を、如何に守るかという、模擬人体を使っての高圧実験。戦後のブランクがあるとはいえ、各国からその成果が注目されている。 実験中のカール・リッチ(左)ハーマン・ブルーナーの両氏=UPI 昭和三十三年十一月十二日 第八八三号 日本写真新聞社